気づけば育ってる
本棚の整理をしていて思い出したこと。
娘が小さい頃、いっとき、
電車やエレベーターのドアの
「手を挟まないように」の注意喚起シールを見てから
手のイラストや⚠️マークを怖がる時期があった。
電気やお風呂の蛇口など
家のなかでも意外と手のマークや⚠️は多くて、
すんごく小さいのまで見つけては怖い怖いと言うので
すべての箇所にマスキングテープを貼ってまわった。
うちにたくさんある福音館書店さんの
絵本のマークにも。
しばらく電車にもエレベーターにも
乗れなかったし
家のなかでは見つけるたびに
マスキングテープで隠す日々だったけど、
いつの間にか怖がらなくなったなぁ。
結構敏感な子で、本当に色々大変だったし
8歳になった今でも敏感なところはあるけど、
ずいぶん楽になったなぁと思う。
今となっては懐かしい思い出♡
0か100かじゃない
子どもたちが早く帰ってきて
公園に行きたいと言ってたけど、
しんどくて行けそうになくて
少し寝てからちょっとだけ行った。
無理して長時間行くでもなく、
しんどいから行かないでもなく、
お互いにちょっとずつ譲り合って
両方の願いを叶えられた。
気持ちも行動もつい0か100かで
考えてしまいがちなわたしだけど、
そのあいだには無数のグラデーションと
選択肢があることを忘れずにいたい。